【第1回:予算の決め方】シリーズ「不動産購入手順について」

こんにちは!
売買事業部の桑田です。

シリーズ「不動産購入手順について」
第1回目は、予算の決め方についてです。

そもそもなぜ、物件探しではなく、
1番最初に予算決めをするのか

それは、
適正予算を超える物件をみないため
です。

予算が決まっていない状態で物件探しをすると、
自身の適正予算を超える物件を目にすることがあります。

そのような物件を一度みた場合、適正物件を見たとき、見劣りすることがあります。
また、自分の貴重な時間をロスしてしまう結果になります。

この場合、なかなか魅力的な物件に出会えず、買えなくなるようになります。
そうならないために、一番最初に予算を決めることが肝心です。

では、自分の適正な予算を知るためには、どうしたらいいか。
一般的には、以下のような手順で予算を決めていきます。

1.収入と支出を洗い出す:
まずは、自分たちの収入と支出を洗い出します。
この際には、固定費(住居費や光熱費など)と変動費(食費や娯楽費など)を分けて、具体的な数字を把握するようにしましょう。

2.自己資金を確認する:
次に、自己資金が出せるかどうか、確認しましょう。
自分たちの貯蓄や親族からの資金援助等あれば、ある程度計算の中に入れます。


3.住宅ローンの返済額を算出する:
住宅ローンの返済額を算出しましょう。
金利や返済期間によって、返済額は大きく変わるので、複数の条件から比較することが大切です。
また月額返済希望額から借入希望額を算出することができます。
自分たちの支出にあった借入希望額を設定しましょう。


4.購入にかかる諸費用を算出する:
住宅ローン以外にも、不動産の購入には様々な諸費用がかかります。
例えば、仲介手数料や登記費用、火災保険料などです。これらの費用も含めて、総額を算出しましょう。
一般的には、物件価格の8~10%が購入にかかる諸費用と言われています。

5.現実的な予算を設定する:
収入、支出、貯蓄、住宅ローンの返済額、諸費用などを総合的に考慮して、現実的な購入予算を設定しましょう。

6.余裕をもった予算を設定する:
将来的な不測の事態に備えて、ある程度余裕をもった予算を設定することをおすすめします。
また、不動産購入後も、生活費や不動産の修繕費用、将来のライフプランを考慮して、予算を見直すことが大切です。

以上のように、予算を決める際には、自分たちの現在の状況や将来のライフプランを考慮して、現実的で余裕のある予算を設定することが大切です。

私たちの会社には、ファイナンシャルプランナーも在籍しております。
ぜひ、不動産の購入を検討される場合には、まず予算決めから始めてください。
その際には、私たちのファイナンシャルプランナーへご用命いただければ幸いです。
人生にとって大きな買い物となる不動産。その大切な第一歩のお手伝いをさせていただきます。

さて、次回テーマは、「物件の条件設定」についてです。
予算を決めた後は、どんな不動産を探すかを決めましょう。
自分たちは、どんな不動産がいいのか。どのように決めていけばいいのか。

乞うご期待。

どうぞよろしくお願いいたします。

投稿日:2023/04/30   投稿者:桑田 勝也